美術館初見攻略 その1 見に行く展示の決め方は?

 美術館とか美術鑑賞ってハードルがすごい高く思われていそうだし実際高いんですが、思ったよりは事前知識なくても楽しめるものではあると思うので、何日かに分けて初見でも美術館を楽しむことについて書いていきたいと思います。

今日は、いろんな展覧会がある中、事前知識があまり無いという人がどんな展示を見に行くのがおすすめか独断と偏見で書いていこうかなと思います

 

・西洋の印象派

1800~1900年代の西洋絵画の一派である印象派は優れた色彩表現と光の表現が特徴的です。代表的な画家として、ルノワール、モネ、マネ、ゴーギャンピサロシスレーなどなど、ビッグネームが多くて馴染みやすいのも特徴的です。事前知識がなくても比較的見たまんまで楽しめると思います。印象派の中での流れや画家ごとの特徴もつかみやすいかなとも思います。

印象派印象派は日本人にファンが沢山いて、展覧会の数が多くて国内にいい作品がたくさんあるのでいろんな美術館に行くきっかけとなれると思います。

 

・個展、もしくは少数の画家の作品展

1人の作家の作品展で、そこそこの大きさの美術館の展示であれば作家の基礎知識であったり作品の見所が丁寧に解説されている場合が多いので全く知らなくても見やすくなっていると思います。一人の作家の作品を追ってみていくことでその作家の特徴に気がついたり、どんなことを考えながら作っていたのかなどが想像しやすいように思います。チラシとか告知されているものを見て直感的に気になる作品があったら行ってみるのが良いかなと思っています。

 

国立美術館、博物館のコレクション展

国立の美術館、博物館はほんとに大きいしバラエティー豊かな作品を置いてくれるので気になる作家などが見つからなくてもとりあえず行ってみれば美術の流れがつかめたり好きな作家、作品が見つかるように思います。問題点としては大きい美術館は限られていることと、ボリュームがすごいのでどれをどう見たらいいんだってなってしまうことかなあと思います。あと国立西洋美術館が当分休館なのもちょっと悲しい。

 

おすすめはあたりかなあと思います。逆に初見でちょっと難しいなと思うのは東洋西洋共にちょっと古めの作品は宗教(キリスト教、仏教など)や歴史などの知識を前提として作られていてそこがわからないと難しい面があるかなあと思っています。あと現代美術も見たまま楽しめるのも多い一方でいろんな思想とかが入り組んでる複雑なものも多いのでたまに難しかったりします。

なんやかんや書きましたが気になる作品があるっていうのが最初のモチベとして一番強いと思うので気になったら迷わずに行ってみるのが結局一番いいのかなあと思います。

明日くらいに美術館で何を、どんなところを見るのかみたいな話を書こうかなと思います。