お前の振ったペンライトは世界を変えてるのかもしれないぜ-angela Asia Tour 2019 "aNI-SONG"感想のようなもの

5/2はangelaアジアツアーの千秋楽、舞浜アンフィでのライブでした。

 僕はangelaのライブはファフナーのイベントを除けば初めてで、そもそもライブみたいなのにいった経験もほぼなく、ファフナーシドニアあたりしか観てないので不安もありました。でも予習がなくても存分に楽しめました。というか予習しなくてもその場でついていけるように工夫されていてすごいな~って感じました。

 ところでこのブログの本題は、全然知らない隣の客のことだったりします。その隣の人は始まる前まではおとなしそうな印象の人でした。でも、angelaが現れて1曲目(アニメKよりSURVIVE!、)を歌い出すと、その様子はガラッと変わった。ぼくなんかと比べ物にならないし、周りを見ても見当たらないようなペンライトの振り方、完璧に覚えている歌詞&コールアンドレスポンス…何から何をとっても完璧だった(もちろんそんな見ていたわけではなく目に入った程度での話だけど)。

 ぼくが持った感情を一言で簡潔に言い表すとすると、かっこよかったファフナーの時もすごかったけど何といってもKの曲の時の熱の入りようが本当にすごかった。見ているだけで曲だけでなくKという作品そのものに強い思い入れと愛着があることが伝わってくるようだった。僕が見たのは一人だけどあそこまで人を動かしうる作品なんだと感じられた。

 前述の通りぼくは全くKについて知らなかった。でもあの隣の人の様子を見て、絶対見ようと決意しました。好きなものを大げさなくらい好きだって表現することは時に変な目で見られたり、恥ずかしかったりする。でもそんな呪縛を振り切って一生懸命好きなことを好きだと表現するのは本当にすごいことだと思う。

 隣の人に限らず、Shangri-Laをみんなで歌ってるときの感じとか、BURNのコールとか、 angelaとそのアニメへの愛が溢れて溢れて止まらないのが僕のところまで流れ込んでくるようなライブだった。ライブで流れた曲のアニメまで全部見てえと思わせるくらいのパワーがありました。予習ちゃんとしてまたライブに行きたいっすね。

 もちろん誰も僕のためにペンライトを振ってるわけじゃないけど、推しに向けて注ぎに注いだ愛は溢れてきて思わぬ人の価値観を変えたりファンを増やしたりしてることもある、言ってみれば世界を変えてるんだぜっていう話でした。

出演者の皆さん、じぇらっこの皆さん素敵な時間を本当にありがとうございました!!