KING OF PRISM -Shiny Seven Stars4~6話感想! 誰のためのスターか
絶賛公開中のキンプリ4話から6話の感想のようなものを簡単に。前回の感想はこちら
今回の3話分は「誰のためのプリズムスターなのか」ということを強く考えさせられたのでそれを軸に書いていきたいと思います。
4話カケル回。金持ち、顔がいい、人望もある。それでも愛を求めてプリズムショーをやる。
…ってお前は蓮城寺べるか????
彼は自分のためにプリズムスターになった感じがありますよね。身の回りにある愛をいかに摂取して生きていくかはいつの世も難しいね。愛を与えて愛をもらっていくことで彼はどのように変わっていくのか。正直もっと殻を破った姿が見たかったりしたけどどうでしょ。続編が欲しくなったアイドル1位です。
普通の人がやると若干ダサく見えるけど顔がいいやつがやると絵になってしまうことがよくわかるプリズムショーだった(僻み)
5話ジョージ回。エィス回でもあったし法月回でもあった。
ジョージはチャラチャラしてるしさぼりたがるし傲慢だけどアイドル的な活動に対してはとても真面目にやっている。彼はプリズムスターの理想像を誰より追い求めて活動しているように思います。そしてその理想像は何よりもファンのためにプリズムスターをやることを要請してくる。いろんな人に愛情を平等にふりまかなくてはいけないから故郷の人が少し置き去りになってしまったり決別したようになってしまっているのが辛いところだけどそれもまた在り方のひとつだよね。
そして彼のプリズムショー。法月仁に落とされたやつらが腹いせで手段を選ばずに妨害している姿が過去の法月仁と重なるのは辛いところ。そう考えると今の法月仁は正々堂々と勝負しているように感じる。過去の行いを悔いている感じなのかな。
歌の内容はうろ覚えなんで自信ないんですが、自分の思いを正直に伝えるべきだったんじゃないかという後悔をミヨちゃんに伝えているようにも聞けるし、エィスからジョージの助言のようにも聞けるのがいいなって感じました。
そしてジョージはソロになることが告げられ、エィスはシャッフルのリーダーに。
エィスが報われて喜ぶ他のメンバー。「せいせいした」とか言ってたけどそれに続くジョージのセリフ、
「初代リーダーは俺だぞ!」
ジョージがただ威張りたいだけともとらえられるけど、過去所属していたグループ、そしてリーダーという立場への誇りと彼らへのはなむけの言葉としてこれ以上のものがあるだろうか?何気ないセリフだけどグッと来てしまった。
6話ミナト回。
出た~~~~保守的な家制度の話をするおじいちゃん~~~~~。それが当然だと思っているのがミナトには余計つらかったろうな。しかしミナトパパが語ったミナトの名前の由来の語り本当に最高すぎる…。そうだよ地球レベルで考えたら自転してるんだから港だって動いてるんだよな…(蛇足)。いくら動いていても帰ってこれる場所を作る。目指す場所を作る。そのためにプリズムスターをやる。もちろんファンのためでもあるけれど、今回はエーデルローズのためのスターという側面が強く出ていたように思います。妹とかウシオくんの話は続編に期待ですかね。
4話から6話もめちゃくちゃよかったです。次回まで何とか生きられそう(風邪の中この記事を書きながら)。テレビ放送も楽しみです。