ファフナー4DX感想!

さて、見てきました蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH4DX上映

4DXというのに興味はありながらなかなか見れていなかったんですよね。4DXをざっくり説明すると座席がめっちゃ振動したり香りとか水とか煙が実際に出てくる上映で、料金は普通よりは少し高い2300円。 

 

聖地巡礼どころか本物の竜宮島に行ける

ファフナーの舞台の聖地は尾道で、僕は実際に行ったりしているんですが、この映画はそれどころか本当の舞台である竜宮島に行けたような感覚になれるんですよ。

冒頭の島の様子からさわやかな海の香りが漂ってくるし、波のシーンで水がかけられる。ここだけで元を取れたと確信しました。

その後はもう画面の中に入り込んだ気分になって鑑賞できました。

 

・痛みを理解するというテーマにぴったりな演出。

4DXって多彩な表現があるんだなって驚かされっぱなしだったんですが、主人公たち(ファフナー)が攻撃を受けたりした時に振動するのはまあ普通だと思うんですが、敵(フェストゥム)が攻撃を受けた場合も振動したりするんですよ。剣で刺された時は座席の背中の部分が出っ張ってきて、チクッってほどではないですが彼らが受けた感覚を味わえたりします。

この演出、他の作品だとどう感じるかわからないところですが、ファフナーは自分たちが受けた痛みとともに、相手の感じる痛みを理解することが大きなテーマになっているのでそのイメージとすごくマッチしていて最高でした。

 

・そもそも劇場で観れたという素晴らしさ

僕がファフナーハマったのは最近なので、この作品が初めて上映された時(2010年)は劇場で見ることなんて当然できませんでした。なのでニコ生とかのPCから観ていました。スクリーンからの映像は本当に綺麗で、特にこの映画は空の美しさが素晴らしいんですが、3回は見ているはずなんですが、劇場で見ることで得られる情報量は桁違いでした。それぞれの表情とか動きをしっかりと追いながら観ることができて、追加カットとかあったんじゃないかってくらい新しい発見の連続で本当に楽しめました。劇場でスマホとかの他のあらゆる媒体を遮断して鑑賞するときの価値を改めて感じることができました。

 

これを劇場で観られるのは1月末までだからここまで読んでくれて、もしファフナーをまだ見てない人がいたら今からファフナー1期(26話)を見てこの劇場版を何とか見て欲しい…。ファフナー見たなら何としてでも4DX観に行ってくれ。親を質に入れてでも観に行ってくれ。

この上映を見て改めてファフナーの良さを再確認することができたので、また布教欲がどんどん出てきてしまった…。見てくれ…