劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想!

ギルベルト、カッコよくね?

いやアニメ版からかっこいいのはそうなんだけど、劇場版で更に思わされるとは思わなかったよ。

予告とかその辺全く見ていなくて、そもそもギルベルトが生きているとは少しも予想してなくてそう来たかっていう感じでした。

どんなことを思いながら生き続けて来たんだろうと想像しながら待っていたギルベルトからヴァイオレットへの思いがまさか罪悪感だとは考えもしなかった。

 ずっとヴァイオレットに寄った視点で見ていたからギルベルトは恩人だし、もしまた会えたらすぐ仲良くなれるだろうくらいに考えていたんですよね。彼のセリフを聞いて納得すると同時に思ってたよりもずっと責任感を持ってヴァイオレットと向き合っていたんだなと気付かされた。戦争で別れてから生きてきたらたしかにそういう気持ちにもなり得るなと思った。兄といいヴァイオレットといい島での生活といい、自分のことよりも他人のことを優先させ続けてきた人なんだな…。彼の態度に関しては人によってまあいろんな感じ方はあるだろうと思うけどそこまでできるのは俺はとてつもなくかっこいいと思ったよ…。

彼の気持ちに触れることができただけで見る価値はあったなと思う。

 

あとは感じたことを手短に

・アニメ版のエピソードと後日談が散りばめられていて、過去、現在、未来と向き合う手紙の暖かさに触れられる内容だったと思う。

・僕自身が京アニの事件を考えてしまうからかわかんないけど、ユリスの死の表現がかなり怖く感じた

・ディートフリートとギルベルトのヴァイオレットへの接し方の対比も面白かった。ヴァイオレットに許しをもらうことと自分の過去にけじめをつけることの両方を考えた結果を2人が別々に見せているように思った。

・手紙と電話を比較するのもドールの仕事がなくなっていくっていうのはどうなんだろ?字を代筆するのも役目だけど気持ちを代筆するのもまた大きな役目だし特色なんだから完全にいなくなるみたいなのは主題的考えてもどうなんでしょうね…NTTでもスポンサーになった?