PCR検査を受けた話 (結構前)

内容はタイトルのまんまで、ブログ書き続けてネタもなくなったんで9月の思い出話をしようかなと思います。淡々と書いちゃう感じになりますが許してね。

9月のはじめくらいに突然発熱して、体温を測ったら38℃くらい。電車通勤はしていたけどそれ以外は感染しそうな心当たりもなく、症状も熱だけでしたが時期が時期だけに不安になりました。そこから39℃前後くらいまで出てやばいなあと思ったけどとりあえず1日様子を見てみるかと自己判断してその日は寝ましたが熱は下がりませんでした。ネットで調べたらまず相談窓口みたいなところに電話するといいらしいとなったので東京都新型コロナコールセンターというところに電話して、電話の応対をしてくれたのは多分医療関係ではない(と思う)おばちゃん。症状を聞いてマニュアル通りの受け答えという感じで病院に連絡するので良さそうということになったので教えてくれた対応している病院のリストにある最寄りの診療所に連絡することにしました。

 診療所に電話して症状を聞かれて答えたところ「PCR検査受けます?」と聞かれたので受けることにしました。なんか思ってたよりずっと気軽にPCR検査を受けることになってちょっとびっくりしました。次の日の他の患者がいない昼休みに受けるということになったのでとりあえずその日も寝ました。

起きてから多少楽にはなったもののまだ熱はあるという感じで診療所に向かいました(家を出てから診察時間遅らせて欲しいと電話されて「ええ…」となりましたがまあしょうがない)。

検査としては鼻に綿棒を突っ込まれるやつで、あとはパルスオキシメーター図られるくらいで、解熱剤ももらいました。検査費は都が負担ということだったので払ったお金としてはたぶん1500円くらいだった気がします。検査結果は次の日の夜くらいかそれより遅れるかもとのことでとりあえず帰宅しました。

次の日熱は37℃くらいになって楽にはなって結果を待って過ごしてましたが結局連絡は来ませんでした。

次の日検査結果の連絡が電話できて、陰性でした。その次の日くらいには熱も下がってほぼ健康になりました。陰性とは言われたもののなんの病気だったのかはわからずじまいでした(聞いてみればよかったのかな…)

 

まあ日記みたいになっちゃいましたがPCR検査までの流れはこんな感じでした。結果が来るまで余計な緊張をさせられたので皆さんコロナとか関係なく健康には気をつけてくださいね。

 

美術館初見攻略 その2 立ち回り編

前回は行く美術館の選び方みたいな話をしたので、今回は美術館行って何すんの?っていう話でもしようかなと思います

1.展示リストを確保する

大体の展覧会で展示作品の題名や作者、所蔵館などがリストになっている紙があると思うのでそれを確保するのがおすすめです。見返したりいいなと思った作品にチェックを入れておいたりできるので便利です。最近だと感染症対策もかねて置いておかないで学芸員さんに言ってもらうパターンなどもあるので注意です。

2.音声ガイドをどうするか

音声ガイドをどうするかは正直なところそれぞれにお任せという感じがします。声を聴きながら作品鑑賞できるか、誰かと一緒に行っているかどうか、ナレーターの人のファンかどうか、いろんな点を考慮して決めるのがいいと思います。無いと理解できないということはあまり無いかもしれないですが、ちょっと見てみてさっぱりわかりそうに無いから音声ガイドを借りるという経験も何度かあるのでそういうやり方でもいいかもしれません。

3.作品を見る

さて鑑賞するかとなったときに作品を前にしてまずどこに目をやりますか?結構多いパターンが作品に少しだけ目をやって解説が書いてあるプレート(キャプション)を読むという流れなんじゃないかなと思います。ぼくもよくやるしそれも良いと思うんですが、解説に引っ張られて自分の感想が出にくい時があるんですよね。

 ぼくのおすすめは作品をまずある程度眺めて自分なりの解釈であったり情報であったりを予想してから解説に目をやる流れです。予想することで色々な発見があると思います。作者を予想していくうちにその作者の作品の共通点に気がついたり、制作年を見て同じ作者の変化を見つけたり、他の芸術の流れの影響を感じたりできると思います。サッパリ分からないように思えた抽象画でもタイトルから明るい光景なのか暗い光景なのかを確認できたらといったこともできるかなと思います。

4.できれば会場を2周以上する

一度見終わった後に、早足でもいいのでもう一周ひと通り作品を見直すのはとてもおすすめです。他の作品を見た後で見え方が変わる作品や展覧会全体を見て見えてくる流れがあると思うのでとても楽しいです。僕の場合1周目1時間くらいだとすると2周目はだいたい10〜15分で終わるのでほとんどの展示で2周目も回ってます。

5.ミュージアムショップ

あれを買った方がいいとかは特に無いので欲望の赴くままに買うのがいいかと思います。図録買いすぎると本棚がパンクするのでそこは悩みどころ。でも画集だと5000円越えとかザラにあるけど図録だとだいたい3000円以内で済むのでお得だと言えないこともないのでそこも悩みどころ…

 

こんなところでしょうか、かなり主観が入っていますが参考になれば幸いです。

 

2021年の目標!

色々先が見えない部分もあるけどサラッと目標でも書いておこうかなと思います。

・意識的に本を読む

今年は家にいる期間長かったのに全然本を読めなかったので本読みたいなと思います

・四国あたりに旅行に行きたい

社会人になってからあまり遠出する旅行できてなかったけどGOTOきっかけで行った鳥取島根旅行楽しかったのでできれば色々行きたいけど直島あたり行きたいなあと思います。

・人に会う

誘うの苦手だけど色んな人に会いたいなあと思います。みんなも誘ってください

・新しいことを勉強する

いま倫理勉強してて結構楽しめてるので新しい分野のこと少しずつ勉強できたらなあと思います

美術館初見攻略 その1 見に行く展示の決め方は?

 美術館とか美術鑑賞ってハードルがすごい高く思われていそうだし実際高いんですが、思ったよりは事前知識なくても楽しめるものではあると思うので、何日かに分けて初見でも美術館を楽しむことについて書いていきたいと思います。

今日は、いろんな展覧会がある中、事前知識があまり無いという人がどんな展示を見に行くのがおすすめか独断と偏見で書いていこうかなと思います

 

・西洋の印象派

1800~1900年代の西洋絵画の一派である印象派は優れた色彩表現と光の表現が特徴的です。代表的な画家として、ルノワール、モネ、マネ、ゴーギャンピサロシスレーなどなど、ビッグネームが多くて馴染みやすいのも特徴的です。事前知識がなくても比較的見たまんまで楽しめると思います。印象派の中での流れや画家ごとの特徴もつかみやすいかなとも思います。

印象派印象派は日本人にファンが沢山いて、展覧会の数が多くて国内にいい作品がたくさんあるのでいろんな美術館に行くきっかけとなれると思います。

 

・個展、もしくは少数の画家の作品展

1人の作家の作品展で、そこそこの大きさの美術館の展示であれば作家の基礎知識であったり作品の見所が丁寧に解説されている場合が多いので全く知らなくても見やすくなっていると思います。一人の作家の作品を追ってみていくことでその作家の特徴に気がついたり、どんなことを考えながら作っていたのかなどが想像しやすいように思います。チラシとか告知されているものを見て直感的に気になる作品があったら行ってみるのが良いかなと思っています。

 

国立美術館、博物館のコレクション展

国立の美術館、博物館はほんとに大きいしバラエティー豊かな作品を置いてくれるので気になる作家などが見つからなくてもとりあえず行ってみれば美術の流れがつかめたり好きな作家、作品が見つかるように思います。問題点としては大きい美術館は限られていることと、ボリュームがすごいのでどれをどう見たらいいんだってなってしまうことかなあと思います。あと国立西洋美術館が当分休館なのもちょっと悲しい。

 

おすすめはあたりかなあと思います。逆に初見でちょっと難しいなと思うのは東洋西洋共にちょっと古めの作品は宗教(キリスト教、仏教など)や歴史などの知識を前提として作られていてそこがわからないと難しい面があるかなあと思っています。あと現代美術も見たまま楽しめるのも多い一方でいろんな思想とかが入り組んでる複雑なものも多いのでたまに難しかったりします。

なんやかんや書きましたが気になる作品があるっていうのが最初のモチベとして一番強いと思うので気になったら迷わずに行ってみるのが結局一番いいのかなあと思います。

明日くらいに美術館で何を、どんなところを見るのかみたいな話を書こうかなと思います。

 

鬼滅と似た理由でヒットした作品のこと考えたから怒らないで聞いてくれ

2020年は鬼滅の刃がめっちゃ人気な年だったわけですが、前にもなんか似たような熱狂を感じたような気がしたのでその作品との共通点を書いてみようかなと思いました。

その作品は「100日後に死ぬワニ」です。

まず前提としてぼくはどっちの作品に関しても全く知らないわけではないけどにわかなんでお手柔らかに読んでもらえればなあと思います。鬼滅は決して嫌いじゃありません。ワニは…うーん

 

共通点と考えたこととして

・短いスパンで更新されるテンポの良い物語

更新のたびに該当のアカウントフォローしていなくても流れてくる作品のネタバレと感想の数々はどちらも思い出深かったです。

 

・キャラが死ぬという話題を中心に盛り上がる

キャラが死ぬことに関して盛り上がるのみんな好きだねえというのを感じた2作品でした。ぼくとしてはキャラが死ぬ事自体はそこまで重要じゃなくて、その死が物語にどう影響してくるのかのほうが気になるタイプなんで沢山の人の反応を見て新たな発見があったなあと思いました。

 

・作品自体の魅力とかそういう話の前にもうあまりにもみんなが読んでいるという事実が先行している

いくら好みが合わなかったとしても読んで話題を合わせられたらアドが取れる作品というのは娯楽が多様化してそれぞれ小さな物語を楽しんでいた現代からするととっても新鮮な現象だったなと思います。売れてるっていう理由では面白さは変わらないと思っているし作品自体の評価も変えたくはないなって思って生きていますがそれは正しいのかどうか…考えるきっかけにはなったと思います。

 

子供にどうして流行ったのかとかはわかんないけどなにはともあれぼくの視点から見ると20代前後にはSNSで話題を共有し合ったことがどちらの作品もヒットの要因になったように思います。100ワニめっちゃ話題にしてた人鬼滅もハマってる印象あったけどどうだろう。ぼくに力があったら調べていたところですが。。。今日のところはまあそんなところです。

 

2020年にもなって今更買ってよかったもの

なんか定番っぽい記事だけど書いてみたくなったんで書きました。

 

机(L字)と椅子

今まではこたつで作業したりデスクトップPC操作したりしてたという信じがたい状況だったので買ってよかったです。デスクを買って変わったこととして一番驚いたのは部屋にゴミが転がりにくくなったってことです。

まあ言いたいことは色々あるとは思いますが、こたつは使い終わったものとかを床に放置しやすくて散らかっちゃうんですが、机の上だと机に置くかちゃんと捨てるかしないといけないし、机の上のスペースは限られているのでこまめに片付ける癖というか義務が発生してよかったです。

 リングフィットアドベンチャー

おなじみの筋トレゲーム。まだ買って1ヶ月位ですが体調が悪い日以外はほぼ続いているので自分のゲーム依存とうまく噛み合っていていい感じです。一人で筋トレやるとしてもどうやっていいかとかこのポーズ(誰も見てないけど)恥ずかしいなとかつまんないこと考えがちなんですが、ゲームのコマンドだから!って吹っ切れた気持ちで筋トレに打ち込めるのはゲームオタクに向いていて良いように思います。

 水筒とかボトルを洗う用の使い捨てスポンジ

水筒自体はとても便利なんですが、どうしても洗うのがめんどくさいなっておもっていた時に見かけたこの商品。小さいダイス状の使い捨てのスポンジと少量の水を入れて軽く振るだけで茶渋とかがきれいに落ちるのでめっちゃ楽でいいです。実物は下の記事のやつです

【100均検証】まるで角砂糖のような小ささ! ダイソーの『マイボトル洗いメラミンスポンジ』で茶渋のついた冷水筒を洗ってみたらエッ! スゴイ!! | ロケットニュース24

住んでいるところの地域商品券(10万円分)

1万円につき3000円分お得に使えて大体3ヶ月くらいの期限付きの商品券を10万(13万円分)買いました。期限が結構短いので、商品券使い切らないとなあというのを言い訳にしてほんの少しづつだけ贅沢というかQOLの向上に使えた感じがして良かったです。

 『ART SINCE 1900:図鑑 1900年以後の芸術 

 13,000円くらいする現代美術の図鑑で、解説がめちゃくちゃ専門的で色んな作品を見るのにためになる!…とは思うのですが解説がほんとに専門的でなかなか読み進められていないのでちょっと基本的なことから勉強している最中です。でもこの本のために勉強してみようと思わせるくらいには素敵な本だと思っています。

 

最近読んで面白かった漫画5選

最近マンガを結構読んでるけどツイッターでポツポツ呟くだけで感想とかまとめてなかったんで書こうかなと思いました。順番は適当です。

 

『ブルーロック』

 サッカー日本代表のストライカー候補の少年たち(つまりフォワードだけ)が一つの施設に集められてサバイバルをするという設定の漫画、と聞くと一発ネタみたいな感じがしてしまうけどそんなことはなく、きっちり中身も作り込まれていて本当に面白い。基本的にエゴイストの集団ではあるんだけど、それぞれの個性をしっかり出しているし、時にはチームメイトとして協力したり対戦相手として死闘を繰り広げたりといったキャラクター同士の関係性が濃くて熱い。それぞれがサッカーと向き合ってもがく群像劇としての側面もある。

 主人公が結構独特なのも面白くて、決して邪悪な性格ではないけどこの上なく自己中心的になったり相手を見下したり試したりというどこかダークヒーローみたいな趣があって、天才たちが集うこの作品でも随一のわからなさと魅力を持っているキャラだと思う。サッカー全然詳しくなくても楽しめる漫画だと思う。

 

『ブルーピリオド』

ブルー〇〇その2

 何でもそつなくこなせるちょっとチャラめの高校生が一枚の絵に出会って、そして自分で一枚の絵を書いたことをきっかけに藝大を目指す漫画。自分の表現したいものを表現するってやってみようとすると本当に難しいことだし、その表現の仕方は幾通りもある。そんなことを感じさせてくれる漫画。「絵画は天才が一瞬のひらめきで描かれている」みたいなことを感じている人も多いと思うけどそんなことはなくて、これまでの作品であったり歴史を踏まえながらも必死にもがいた結果として作品があるんだなということを感じられる漫画だと思う。そういう過程を知ると美術が冗談じゃなく100倍くらい楽しく見られるのでそういう意味でもおすすめの作品。

 

『ブルージャイアント』

ブルー〇〇その3

ジャズとサックスの魅力にとりつかれた主人公が歩む軌跡。サックスに引かれた理由は「なんかアツいから」というそれだけの理由でどんな日もサックスの練習を続ける。そんな主人公の学生時代の舞台は仙台!定禅寺ジャズフェスティバルはもちろん、主人公は広瀬川の河川敷で練習してるし、なんとあの北京餃子もガッツリでてくる!単純に仙台が舞台っていうだけでなく高校と大学という違いはあれど、学生という時代を過ごした場所という共通点から心に沁みた。ジャズという現代では決してメジャーじゃないジャンルに関わって生きていく登場人物たちは色んな場面で現実的に生きることとの落とし所を見つけることを求められる(勉学とか就職とか、ミュージシャンになっても続けていけるのかとか、そもそもジャズに未来なんてあるのかとか)。その理想と現実のせめぎあいがリアルで切実なんだけどみんなとっても輝いてて素敵なんすよ…

 そんなせめぎあいをしている人たちとともに輝く主人公の姿が魅力的ですごい。主人公が光ってるから輝いて見えるんじゃなくて、主人公が周りに火をつけていく化学反応が本当に美しい…

 

金剛寺さんはめんどくさい』

 簡単に言ってしまえばラブコメなんですが、ものすごい癖の強いラブコメで、想像の5000倍くらいの勢いとパワーで恋愛が進んでいくんだけどなぜかいい話だしはちゃめちゃに面白い。人気作ではあるんだけど僕以外の周りの人読んでないからこれめっちゃオモロイと思ってるの僕だけ??ってなってるんでぜひ読んで感想聞かせてください。

 

『ランウェイで笑って』

 ファッション業界を舞台にした漫画。デザイナーを夢見る主人公と身長の伸びが止まってしまったモデルの女の子を中心に進んでいく。主人公も目指しているのとは違った方向に才能があって葛藤したり、モデルの身長もそうだけど才能と現実のギャップが度々でてくる。そういう業界らしさも出しつつ、その克服の仕方が無理に現状を変えるのではなくて、持ちうるものを最大限に使うことで最高の結果を目指すみたいな展開が熱い。そんな姿が持っている服を組み合わせてファッションを表現するのににているなと思ったり。

 

『潮が舞い子が舞う』

 高校を舞台にした青春群像。…って言えなくもないんだけど登場人物は全員Twitterにいそうなめっちゃ語る厄介オタク(他人に迷惑をかけるわけじゃないけど一般に言えばめんどくさいやつ。伝われ)という感じでみんなしっかり思春期ではあるんだけどいちいち細かいところで議論始めるし簡単には肯定しないし本当にめんどくさい奴らで大好き。この感覚がわかるオタクに読んでほしい作品