蒼穹のファフナー第1話を解説してみた

ファフナーが無料公開されてますよ!!!!!!!(唐突)

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僕の大好きなアニメシリーズ蒼穹のファフナー。初見の人がこの作品どこから入る問題はファンの間でも議論が分かれるところでして、無難なのは上の1話から見ていくパターンなわけですが、あんまり解説もないまま話が進んでいくんでついていけないと思うので上のyoutube動画の再生時間に合わせて注釈を入れました。まずは見てもらって頭に「???」が浮かんだら止めるなり後で確認するなりして役立てていただければと思った次第です。それではどうぞ。後に説明がある部分とかもあるのでそういう意味ではネタバレにもなるかも知れませんが最小限にとどめたつもりです。

 

00:27いきなり登場する機体。指を突っ込む部分からエヴァかよって思うかもしれないけれど全く違っていて、エヴァとの対比が面白い作品でもあるけどこれについて語るといきなり長くなるので割愛。ともあれこいつがファフナーってやつです。

01:00回想。これについては後々説明がされるけれど要するにこの通信を敵に聞かれた感じです。

3:00この島のモデルは広島の尾道。とても美しくていい場所なので聖地巡礼とか関係なく行ってほしい。このアニメの見どころの一つは子どもたちの群像劇なのでここでそれぞれの関係性を探って見てください。とりあえず覚えておくべきはなんとなく主人公っぽい男の一騎くんとキザっぽい見た目の総士くんです。

6:48CDCってなんだよってなるけど要するに司令室です。後ほどでてきます

7:40「東京?」ってなるのにも理由がありますがそれはこの後の話で明かされます

8:00なんか無駄に不穏なシーンがでてきますがまああまり気になさらず

8:30どんなときでも敵が来ると緊急モードに移れるように島民全員で準備しているのがこの島なんです。

9:30アルヴィスは簡単に言うと島の地下にある軍事用の基地と団体の名前って感じで思ってくれればいいんじゃないでしょうか。ソロモンっていうのは平たく言うとレーダーみたいなもんです。

10:00空が変化していくのは偽装鏡面といって敵から隠れるために島全体がドーム状の迷彩みたいなので覆われてたのを解除したからです。

10:38戦闘機に乗っているのは剣道場みたいなところにいた男の人です。わかった方もいると思いますが状況を伝えているオペレーターの旦那さんです。

1110ヴァッフェラーデンとか厨ニな名前がついていますが元ネタ理解すると楽しいってくらいでこれに限らず見たまんまで理解すればいいと思います。

1200ずっと後のはなしなので理解は追いつかなくていいです。飛ばしていいかとも思いますが戦闘シーンはかっこいいのでそれだけでもごらんあれ。

13:27これがこの作品の敵、フェストゥムです。彼らにもいろいろ理屈とか思想とかあるんだけどこれも長くなるので割愛。すごく端的に言うと基本サイコパスです。

14:20フェストゥムは思考を読んで操ってきます。まさに精神攻撃は基本。普通の戦闘機では基本太刀打ちできないのでほぼ時間稼ぎにしかなりません。

14:50この一瞬でオペレーターは旦那を亡くしています…

16:30島の事情を知ってたメガネっ娘さんです。彼女の出番も衝撃的なほど短いですが彼女にも設定や背景は結構あって、最後にちょっと紹介する前日譚を見ると詳しく知れますのでどうぞ。

18:30この状況でどこに行くんだって聞かれて楽園だよっていうのはだいぶぶっ飛んでいますがシリーズをどんどん見ていくうちに味わい深い名シーンになるところです。

19:00いよいよファフナー登場です。簡単に補足すると敵のフェストゥムの力を利用した兵器で人間の技術を超える力があったり思考を読まれなかったりといった利点もありますが、パイロットへの負荷がでかいというデメリットもあります。

19:15ファフナーについてキミは知ってるはずだ!っていうのは無茶ぶりに聞こえますが実はそうではありません。事実なんです。メモリージングと呼ばれる技術で、脳の奥底にこの島の事情やファフナーについての知識などが埋め込まれていて、いざという時にその情報が開放されるという仕組みになっています。思い出すようなシーンもでてきますね。

22:00ジークフリードシステムはファフナーたちの戦況を把握して指示を出すためのシステムです。

2300ED。angelaの曲はとってもいいので是非。2話から聞けるOPは有名なShangri-Laですのでそこまでだけでも見て…

異様なほど駆け足なので情報量がすごいしすごい勢いで人が死ぬんですけど、普段はこんなに駆け足じゃないし、今回亡くなった人も含めて登場人物の死にこれでもかってくらい向き合っていく作品なのでぜひめげずに見てほしいです。13話くらいからマジで面白くなるんで…それまではなんとなくでもいいんで見て…(序盤の話は事情がわかってくると面白いんですがわからないと結構キツイのでできるだけ気楽に見てほしい)。

 

 

ファフナー入門にはもう一つ入りやすい(??)ルートがあって、それはこの作品の前日譚である「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」です。説明もかなり充実してて初見でも全然問題のない内容になっていてしかもたったの1時間!…ですがストーリーがかなりつらい…。初見がいきなりこれから見ることについては議論の余地がありますが選択肢の一つとしては十分にアリで、本当に単体で見ても素晴らしい作品なので心の強さに自身のある人はこちらから入るのもおすすめです。

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それでは楽しいファフナーのある人生を…