ユリ熊5話までを見ながら感想を書く

ユリ熊嵐を見始めました。12話なんですぐ見終わると思うし見終わってから感想書いても良いのですが手が空いていたのでつらつら書きたいと思います。

この物語の設定を簡潔に表すと、進撃の巨人の熊バージョンという感じです。人間の世界にクマが侵略してきて人間は隔絶の壁と呼ばれる壁の中にこもり生活している。…ってまあこんな感じのあらすじなんですが、どこまで意味があるかはわからないという感じです。

キーワードは

・「私は好きをあきらめない」これはそのまんま。

・「(ユリ)承認」ユリを認めるのかみたいな話と人間と人間、クマと人間の関係が承認されるかなどいろいろな意味で出てくる。

・「透明な嵐」自分の個性を殺して他の人に合わせないと排除される人間界、もしくは学校のルール

クマと人間の隔絶の物語と人間と人間の隔絶の物語が時に対比され、時に同じ意味を持って現れてくる気がします。他者と異なることをどのようにとらえるか、認めるかの物語がどんどん進んでいきます。

タイトルにもあるような百合が随所に出てくるけど、幾原監督作品にしてはあまりにも露骨な表現だから逆に珍しいなとか思ってしまいながら見ています。男女の愛の表現は難解、遠回しでもわりかし伝わるけど百合はそうすんなりはいかないのかもなというところも少し興味深く見ています。

どんな時も好きなものをあきらめないことは果たして誰の、どんな幸福につながっていくのかに注目していきたいです。